札幌市厚別区K様邸では、二階部分の建て方を行ないました。 一階と同じ手順なので、「床造作 → 柱建て → 梁架け」となります。
小屋の梁が架かりました。 まだ、屋根部分を行なっていないので、外観はフラットな形になっています。
その後は、屋根の下地組です。 束(つか:短い柱)を建てて、母屋(もや:束に架かる梁)、棟木をかけて、ついに上棟しました! 上棟というのは、「棟木(むなぎ)」を架ける事です。 三角屋根の家の場合はわかりやすく、一番高い頂点の構造材が棟木です。 この棟木から小屋梁にかけて斜めに設置するのが垂木(たるき)です。 松浦建設では、丈夫な屋根にするためツーバイシックス(38x140)の大きな材料を使用し、45cm間隔で配置します。
垂木設置後は、野地板(のじいた)をはります。 いよいよ屋根らしくなってきました!
クレーン作業が無事に終わりましたので、この後は、飛散防止ネットを足場の4面すべてにつけて、安全で、かつ、近隣に材料やゴミなどを飛ばないようにしています。
大工さんによる木造屋根下地が出来ましたので、次は屋根工事を担当する板金屋さんの登場です。 建築は、屋根→壁の準んで進めていくのが基本です。 大工さん方は外壁下地工事へと移行します。 引き続き外部足場での作業が中心となるので、足元には十分気を付けて施工を行っていきます。
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