江別市 S様邸【設計監理:山之内建築研究所様】 型枠解体と給排水設備配管

山之内建築研究所様の設計・監理の江別市S様では、先週、立ち上がり部分のコンクリートを打設しました。 コンクリートが固まるまで養生し、今週は型枠を解体しました。

型枠を取り外し、立上り部分のコンクリートと基礎断熱材が見えてきました。 外周部の基礎には押出法発砲ポリスチレン板3種の断熱材が使われています。 外部は100mm、内部は50mmです。 この立上りコンクリートの上にメインの構造体となるブロックがのります。

内部の立ち上がり部分はコンクリートが見えます。 打ち上りも良くできました! コンクリートは打設時はドロドロで流動性のある物質ですが、化学反応で固まります。 設計している強度が出るのは28日後(4週後)となります。 しかし、打設して数日後には、手で触っても引っ込む事なく、固まっています。 コンクリートが固まるためには温度が重要ですが、初期強度が出ている状態であれば、たとえ、氷点下になっても強度を持ったコンクリートとなります。 見ても触っても固い状態ですが、これから3週間ほどかけながら、強度を増していきます。

型枠を解体した後は、外周部の設備配管を行ないます。 最初の工程の根掘りの時に基礎の廻りを掘っているので、給排水の配管はこの時行ないます。また、土の中に埋め込むガスの配管も並行して行いました。

次工程は、埋め戻しと土間コンクリート打設となります。 そして、いよいよブロック工事へと移行します。 ブロック間には水を使うモルタルを使用するので、ここでしっかりと養生できる仮設設備を用意します。 気温も下がりますので、温度管理を徹底して行い、品質第一・安全第一で工事をすすめていきます!

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