北広島市 Y様邸 木工事前の段取り

北広島市Y様では、大工さんが工事を始める前の段取りを行いました。

最初は、土間配管工事です。松浦建設では、土間コンクリートの上に排水管を施工します。これは、住み始めてから20年、30年とたった後に配管を交換できるようにするためです。長期優良住宅の維持管理に該当します。エコットハウス仕様の家は、メンテナンスに対して、色々考えています。以前は先に配管を行っていたので、配管が土間コンクリートの下になってしまい、交換することはできませんでした。パッシブ換気住宅は、床下空間がとても大切です。暖房空間であり、配管メンテナンス空間でもあります。排水管は、曲げることのできない硬質な塩ビ管ですので、施工性を考えて、大工さんが床組をする前に大方配管を終わらせます。(給水管・給湯管、暖房配管などは柔らかい管なので、後で床下に潜って配管します。)

次に足場組です。外部作業をするうえで欠かせないのが、外部足場組です。足場が組まれると、高さが実感できてます。飛散防止のネットは、風であおられるので、構造体が出来上がった後に、設置します。

次工程は、いよいよ大工さんによる土台敷き(どだいしき)、建て方(たてかた)になります。事前にプレカット業者との打ち合わせも終了し、材料の加工は完了しています。あとは、作業者たちがスムーズに作業できるように、排雪を行って、準備OKです! まだ、寒い時期で雪や雨も降りやすい状況ですので、作業は、「防寒対策」・「手元足元注意・「正しい作業手順を守る」で安全作業で進めていきます。

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