豊平区西岡S様邸の内部では最後の仕上げ工事が行われました。
「仕上げ」とは、クロスなどが張られた壁、天井に照明器具や、住宅設備機器を取り付ける作業のことを言います。この工程は私のような現場管理者にとっては、「やっとここまで来たか」と安堵する瞬間でもあります。工事の足場解体の時も同じような感覚で、とてもうれしい瞬間です。
住宅に電気が引き込まれ、照明がつきました。レンガの外壁は暖色系の光があたると、質感がでて温かみと重厚感のある表情になります。
玄関の床にパイピングを行います。その後、モルタルで下地を取り、最後にタイルを張ります。冬に現場見学会を行うと、家の中をご覧になられて帰るころには、靴が暖かくなっていることが体感できます。雪などでぬれた靴も乾いています。今年度は、こちらの家も含めて3棟の現場見学会が予定されています。
その上にお客様に選んでいただいたタイルを張りました。こちらは玄関とポーチと一緒の物を使用しました。
2階の天井には、最後の「パッシブ換気」専用部材の通称「アエレコ」の取付も終わりました。これは、自然換気の排気グリルで、湿度が高いとこのルーバーが無電源で閉まっていき、排気量を減らします(完全には閉じないので密閉されません)。湿気で伸び縮みするリボンが内部にあるため、閉まるという物です。
安全第一、近隣第一で工事を進めてきましたので、気を抜かず、最後の美装もしっかりと仕上げていきます。
11月23日、24日の完成現場見学会をお楽しみに!
→完成現場見学会情報