恵庭T様邸では、屋根板金工事終了後に太陽光パネル取付工事が行われました。
T様邸は「ネットゼロエネルギーハウス」なので、高気密・高断熱、高効率設備機器を使用し省エネにし、さらに太陽光パネルで発電します。この消費するエネルギーと作られるエネルギーがトータルでゼロになるという住宅です。(エネルギーは一次エネルギー換算で、雪の多い北海道では緩和措置があります。)
パネルを取り付けるために架台を組みます。その架台を支えるために金具を屋根に取り付けます。ここでは防水処理をしっかりとります。
次に金具と架台をボルトナットで結合します。下地の段階で構造用合板を使用しているのためパネルの割付は自由となります。なので、きれいに配置できます。
その後、パネルの裏にあたる部分にあらかじめ電気配線を行います。
太陽光パネルは全部で20枚取り付けました。一枚当たり265Wの発電量があり、全部で5.3kWとなります。
最後にパネルを一枚ずつ設置します。裏に配線があり、それらを隣のパネルと結合しながら設置します。これでパネル設置は完了です。施工は一日で終わります。
「パッシブ換気」+「ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)」を実現できるのは、もともと高気密・高断熱仕様であるエコットハウス仕様だからなのです。
次週は、大工さんの方で、エコットハウスの特徴でもあるフェノバボードによる付加断熱工事を紹介します。